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テンヨのはなし

社員インタビュー ~製造 太田さん編~

2016.05.01
社員のおすすめ

実際に自社の商品をどんな風に使っているか、その他お仕事のお話なども交えながら、テンヨ武田で働くスタッフの声をお届けしていきます。(不定期)

~製造 太田さん編~

-太田さん、しょうゆの発酵を管理されているとても重要な役割をされていますが、微生物の働きという、目には見えないけれど、変化していくものを扱っているという点で難しい部分はどんなところですか?

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タンクの中のしょうゆ諸味(もろみ)の発酵具合を確かめる太田さん

太田さん(以下太)
いつも通りにやっていても思った通りにはいかないところです。同じ種類の諸味でも、前回は元気よく沸いたのに今回は前ほど元気がないな、というような事もあります。

温度や混ぜる頻度や回数は大体は決まっているんですが、それぞれ諸味の様子を見ながらその都度微調整しています。

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太田さんが開けてくれたタンクは、しょうゆの諸味が元気よく発酵中

―なるほど、工場といっても毎回まったく同じにはいかないところが発酵食品の難しさでもあり面白さでもありますね。
太田さんのお気に入りの商品がありましたら教えていただきたいのですが、やはり一番使っているのはご自身で育てたしょうゆですか?

太)もちろんしょうゆも使うけど、どちらかというと料理にはビミサンと白だしが多くて、同じくらいの頻度で使っています。

―太田さんは結構料理が得意とのうわさを聞いておりますが。

太)製造部は勤務時間が基本17時までなので、家族の夕飯はよく作ります。

-料理ができるお父さん、かっこいいです。具体的にはどんな料理を作っていますか?豪快な男の料理ですか?

太)いや、そんな大したものは作らないけど、ビミサンだとやっぱり温かいうどんが多いです。
色々具を入れて作ると美味しいです。あとはやっぱり肉じゃがもよく作ります。
白だしもうどんに使いますよ。関西風が食べたい時ですが。
あとは、そうですね、白だしにごま油を混ぜて和風の塩ラーメンスープにすることもあります。

お店で出しているような本場の塩ラーメンほどではないけど、家でも出汁のきいたあっさりラーメンが食べたい時に、白だしは結構重宝します。結構おいしいので、ぜひ試してみてください。

―美味しいしょうゆをつくるためにとても大事な発酵の工程を一手に担っている太田さん、お手軽ラーメンレシピもお教えいただきありがとうございました。