テンヨのはなし
社員インタビュー ~技術開発 渋谷さん編~
- 2016.06.21
- 社員のおすすめ
実際に自社の商品をどんなふうに使っているか、その他お仕事のお話なども交えながら、テンヨ武田で働くスタッフの声をお届けしていきます。(不定期)
~技術開発課 渋谷さん編~
―渋谷さんはまだお若いですが、例えばご自宅でテンヨの調味料でよく使っている、もしくは気に入っている商品などはありますか?
渋谷さん(以下渋)
やっぱりビミサンですね。困ったときは何でもビミサンです。
味が決まらない時や味付けに自信が無い時も、とりあえずビミサンを入れておけば安心します。
―「困ったときはビミサン」、良い名言が出ましたね。
ご家族やご自身でも構わないのですが、使い方や簡単レシピなどもあれば教えていただけますか?
渋)忙しい時は味噌汁じゃなくて、ビミサンを薄めただけのすまし汁で済ませることもあります。
炒め物でも、なんでもちょこっと入れると美味しくなると思います。
―なるほど。確かに、隠し味にビミサンを入れると少しうま味やコクが増すかもしれませんね。
ところで白衣姿がお似合いの渋谷さん、今は社内ではどんなお仕事をされていますか?
渋)私は商品の微生物検査や成分分析、製品規格書の作成、輸出業務(必要書類の申請等)、製品開発の試作などを担当しています。
―理科系以外にも、かなり幅広い分野のお仕事も手掛けていらっしゃるのですね。
特に業務をする上で気を付けていることがあれば、可能な範囲で結構ですので教えていただけますか?
渋)分析や検査業務はいくつか種類あるのですが、それぞれの値の成分分析箇所につき担当は一人なので、自分が「合格」のハンコを押せば製品として通ってしまいます。
そのため、微生物検査は合格とされる基準の規格値と比較して、数値に問題ないか、間違いが無いか、何度も確認しています。
私は特に苦ではありませんが、細かい数値を計算したりすることもあるので、マメな性格な方でないと大変かもしれません。
―そういわれてみれば、技術開発課の皆さんはマメな方が多いような気がします。細かいところによく気が付くというか。
あと、仕事内容で意外な点などはありますか?
渋)そうですね、白衣を着て分析室に籠ってひたすら検査、というようなイメージがもしかしたらあるかもしれませんが、工場の製造現場の人とのやりとりも多いので、結構工場内を動き回っている所です(笑)。
色々な部署と情報共有したり、事前に先を読んで発生しそうな事を予測した事を関係者に伝えたり…とにかく確認や報告する事項が多いので、各部署への移動が多いです。
技術開発課と工場の間は1階から3階くらいの階段を上り下りするので、意外と筋肉を使います。
―見た目にはわかりませんが、技術開発課の方々も意外と体育会系な部分があるのですね。
では最後に、品質をチェックするようなお仕事や輸出業務は細かく神経を使う事も多いと思いますが、どんな時に達成感や嬉しいと感じる時がありますか?
渋)お醤油を醸造している時、酵母や乳酸菌の元気がない時はいち早く発酵担当者に伝えるようにしています。
なので、美味しいお醤油ができる過程に携われていることを日々実感します。
あと、輸出業務では、通関に必要な書類を揃え、確認しながら大きなコンテナに積み込まれていくのを見送るのですが、日本を出港し、お客様のもとに届いたという連絡が来るといつもほっとします。
また、試作を何度も重ねた製品の商品化が決まった時はとても嬉しいですね。
―商品の出来栄えを陰ながら支える渋谷さん、お忙しい中お話をきかせていただきありがとうございました。
<補足情報>
※テンヨの製造工場には人を乗せられるエレベーターが無いため、1階(製造工場)と2階(食堂や事務所)の間は階段しかありません。1階の天井がかなり高いので、2階の受付兼事務所までは長い階段が続きます。
古い設備のため申し訳ありませんが、設計上バリアフリーにはなっておりませんので、足腰に不安のある方は、来社時にその旨予めご理解賜りますようお願い申し上げます。
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