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血管・内臓・肌がみるみる若返る!みそのびっくり大効果!!

◆放射性物質を除去するみその効用
 昔から「みそ汁は朝の毒消し」などといわれてきましたが、近年、医学的にもみその機能性成分が評価されてきています。疫学的調査によっても、みそ汁の摂取頻度が高いほど胃がん死亡率が低いことが報告されていますが、みその機能性として、新たに放射性物質を除去する作用があることが認められました。
 これは原料である大豆の成分によるものと、みそが発酵食品であることが大きな要因となっていると考えられます。

◆みその成分が細胞の老化を予防する
 食品の機能性が注目を集める中、みその成分に生体内の過酸化脂質(体細胞の老化を促進しさまざまな成人病を引き起こす物質)の生成を抑制する作用と、老化を促進する物質の活性化を阻害する作用があることが明らかになりました。
 疫学調査によるとこれらの機能は、みそをつくる過程である発酵、熟成によってさらに高まるという事実が報告されています。

◆減塩運動に見直し!血圧上昇を抑制するみそ汁
 今日、私たちの多くが抱えている「塩=高血圧」というイメージは、減塩運動の象徴というべきものです。その矢面に立たされてきたのがみそ汁ですが、最近の研究によれば、食塩のとりすぎが高血圧をまねくかどうかは遺伝的要因で大きく分かれ、また食塩以外の、血圧を下げる栄養素を食卓に多く取り入れているかにどうかにも左右されます。
 みそ汁は日本食におけるマグネシウムやカリウムのすぐれた摂取源であり、マグネシウム欠乏による不整脈から突然死をまねくケースもあることから、むやみに摂取量を減らすことにより健康になれるかどうかははなはだ疑問です。日本の伝統的な食生活の中でみそ汁が果たしてきた機能をもう一度見直す必要があるのではないでしょうか。

◆みそは天然の「脱アレルゲン食品」
 近年、乳幼児を中心に増加しているアトピー性皮膚炎はいまだ有効な治療法がないため、対症療法的に、除去食療法がしばしば行われています。わが国では卵、牛乳、大豆、米、麦が五大アレルギー食品とされ、除去食療法はこれらのうち、患者にアレルギーをひき起こす食品を一定期間与えないことで症状を緩和するものです。
 除去食療法には、患者にとってのアレルゲン(アレルギーの原因物質)は何かという正確な情報が不可欠ですが、情報が不確かだったこれまでは、大豆アレルギーであれば、その加工食品である豆腐、納豆、みそなどもすべて食卓から除去する方法がとられてきました。 しかし、最近の分子生物学的研究手法の進歩により、大豆加工食品のなかで、みそ、しょうゆ、納豆は、発酵の過程でアレルゲンが分解される食品であることが判明してきたのです。