テンヨのはなし
しょうゆもの知り博士の出前授業
- 2022.03.15
- イベント情報
日本醤油協会では、しょうゆを通した「食育」推進に積極的に取り組んでいます。
その一環として、しょうゆのことなら何でも知っている「しょうゆ博士」が学校へ赴き、主に小学生を対象として、しょうゆを体験的に学ぶ出前授業を実施しています。
しょうゆの原料や発酵のしくみなど、しょうゆが出来るまでの体験学習を通して、日本の食の伝統であるうま味の食文化を学んでいただく内容となっています。(以上、しょうゆ情報センター ホームページより)
弊社では、現在しょうゆ協会から委託された博士が3名おりまして、山梨県内の学校で出前授業を行っています。
小学3年生の国語で「すがたをかえる大豆」という教材があるため、出前授業は3年生のクラスで行うことが多いです。
博士の授業は、まずしょうゆの香りの実験から始まります。
しょうゆの香りを体験してもらい、どんな香りがするかについて質問をし、クイズにも挑戦してもらいます。
それから、しょうゆの原料である大豆・小麦・塩、そして麹菌を、実際に見たり触ったりしてもらいます。
これらの原料がどのようにしょうゆになっていくのか、「しょうゆ麹」と食塩水をまぜた「もろみ」の中でプクプクと泡が出てくる「発酵」の様子も見ることができます。
そしてしぼる前の「もろみ」・もろみをしぼった「生のしょうゆ」・火入れをして出来上がった「お店で売っているしょうゆ」の3種類の味見もします。
(※新型コロナウイルスの流行により、参加人数によっては味見を実施しない場合もあります。)
好みはそれぞれですが、子供たちには香りがやさしい「生のしょうゆ」が人気です。
こうした体験授業を通して、しょうゆ作りには麹菌などの「目に見えない小さな生き物たち」がとても大事な働きをしているということを伝えています。
しょうゆ博士の出前授業は、小学校だけでなく中学校で実施することもあります。教職員の方々で「出前授業を依頼したい」という方がいらっしゃいましたら、しょうゆ情報センターのホームページに詳細情報が掲載されております。お申し込みなどにつきましては、しょうゆ情報センターホームページのご確認をお願いいたします。
しょうゆ情報センター しょうゆ食育プロジェクトURL
https://www.soysauce.or.jp/project/application
参加費は無料です。
※当社ホームページからの直接のお申し込みはできませんので、ご注意ください。